運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
2125件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2019-05-20 第198回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号

それに対して、当時、改進党の苫米地義三さんが、これは憲法違反だと訴えたんですけれども最高裁憲法の是非を判断する立場にないといって、それで苫米地さんは、あと四カ月任期があったから歳費を四カ月損したと損害賠償を提起したんです。そして、何と一審は苫米地さん勝訴なんですよ、解散無効判決が出た。直ちに政府は控訴をしまして、逆転敗訴になって。

谷田川元

2019-04-23 第198回国会 衆議院 本会議 第20号

衆議院解散について、昭和二十七年八月に吉田内閣が断行したいわゆる抜き打ち解散憲法違反であると当時改進党の議員であった苫米地義三氏が提訴し、一審では、解散は無効との判決が下されました。ところが、最終的に最高裁判決で、政治性の高い国家統治行為であるので司法審査になじまないという、いわゆる統治行為論で棄却されてしまいました。  

谷田川元

2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

苫米地事件に限らず、一般論で申し上げますと、やはり、こういった訴訟において最高裁判例を先例として引用して主張するということは、これは、法律の訴訟手続等一般論としてあり得るところであろうというふうに考えております。これが、こういった司法全体に対する私ども立場、例えば司法制度改革ということとは矛盾はしないであろうというふうに考えております。

山下貴司

2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

今回、憲法五十三条違反だと我々が主張していることというのは、かつて、統治行為論代表例というのは苫米地事件というのがありまして、これは一九六〇年六月の最高裁判決なんですが、一九五二年に首相が突然解散をした、そして議員の身分が失われたといって訴訟したという、なかなか大胆なというか、なんですが、これのときはこの統治行為論というので最高裁判決だったんです。

高井崇志

2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

今回、実は、統治行為論というのは、苫米地事件、一九六〇年以来、出てきていないんですよね。いろいろな学者も、何十年もたって、もう統治行為論というのは、実はドイツなんかでは、昔、ドイツに倣って日本統治行為論というのを最高裁はやったんですけれども、しかし、ドイツなんかは、これはもうやめている。まさに時代錯誤も甚だしいというようなことも専門家がおっしゃったりしています。  

高井崇志

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

参考人水島朝穂君) 統治行為論というのをよく誤解されて使っているんですけれども衆議院解散統治行為かという議論は、皆さんよく御存じの苫米地事件判決というのがありまして、例えば衆議院解散について統治行為論を取った最高裁のあの判例が、例えば砂川事件のときにあれを統治行為論だと説明する学者がいるんですが、あれは違うんですね。

水島朝穂

2004-03-25 第159回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第3号

もう一件は、昭和三十五年六月の苫米地事件衆議院解散手続憲法七条に基づいて行った合憲性の問題ですが、「最高裁判決では、直接国家統治基本に当たるような高度に政治性のある国家行為、こういうものにつきましては裁判所審査権の外にある、そして、その判断はやはり主権者である国民に対して政治的責任を負うところの政府や国会、最終的には国民政治判断にゆだねられているものと解すべきである、こういう判断をいたしました

中山太郎

2002-05-23 第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第4号

承知のとおり、日本最高裁判所苫米地事件砂川事件等でこのような考え方をしております。学界におきまして、このような法理を認めるのかどうかをめぐって意見が分かれているところでございます。  私自身は、統治行為論と呼ばれるものが極めて不明確であるということと、何かいろいろなものが統治行為論という言葉で語られているために、非常に適切でない状況を招いているのではないかというふうに考えております。  

松井茂記

2001-11-21 第153回国会 参議院 憲法調査会 第3号

大脇雅子君 それは含まれているかどうか知りませんが、その三つ判決ということで、ただ、この三つ判決のいわば統治行為論というのは、例えば苫米地事件ですと、裁判所審査範囲外政治問題はあって、その有効無効を一切判断しないとするものに対して、砂川事件は、一見明白に極めて違憲、無効が高度な場合というふうで、言ってみれば統治行為論でも根拠といいますか法的根拠が違うと思うんですが、裁判所はどちらの統治行為論

大脇雅子

2001-11-21 第153回国会 参議院 憲法調査会 第3号

参考人増田稔君) まず、いわゆる統治行為論につきましてでございますが、衆議院解散の有効無効が争われた苫米地事件におきましては、統治行為論という言葉自体は使っておりません。この判決について統治行為論を採用したというのは、それは憲法学者の評価でございまして、最高裁判決自身では統治行為論という言葉自体は使っておりません。  

増田稔

2000-05-25 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第10号

千葉最高裁判所当局者 先ほど中山会長からの御質問にもお答えをいたしましたが、統治行為論、これは判文の中で明示的に表現したものということではございませんで、いわば教科書などで紹介しているものといたしましては、先ほどの砂川事件判決苫米地事件判決、この二件が最高裁統治行為論判決ということで紹介されております。

千葉勝美

1998-06-05 第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号

吉川春子君 閣議の全員一致制というのはもう学説では通説ですし、判例苫米地判決が二回ありますし、政府も従来そういう立場をとってまいりました。  結局、多数決制にするということは憲法に抵触するわけです。こういう憲法に抵触するような内容を盛り込んだ最終報告が出てくるということは私は余りよくないというふうに思うわけです。  

吉川春子

1997-02-21 第140回国会 参議院 地方行政委員会 第5号

関根則之君 脳機能学者苫米地英斗さん、これはお医者さんですか、医者の資格を持っている人かどうか後で答えていただければいいですが、この人に頼んで、元警察官が本当に銃撃したのかどうか、長官を撃ったのかどうかということをいろいろ状況を調べるといいますか、自白といいますか、そういう考え方を引き出す、記憶を引き出す、そういうことで警察がお願いしたんでしょう。

関根則之

1997-02-21 第140回国会 参議院 地方行政委員会 第5号

一方、私どもが聞いておりますのは、この苫米地氏の方から当日、時間ははっきり承知しておりませんが、その放映を本人が承知していると、そういう電話があったということが苫米地氏から社の方へ電話が入ったということも聞いております。  したがいまして、私ども委員指摘放送の倫理とかいろんな点を含めまして、今の段階でよしあしの判断はちょっとできかねるというのが現状でございます。

伊東敏朗

1996-06-13 第136回国会 参議院 法務委員会 第8号

これは衆議院法務委員会の中でも議論をさせていただいた話でありますが、委員承知だと思いますが、苫米地訴訟などでいわゆる統治行為論という、裁判所司法判断の及ぶ範囲についての確定した最高裁判例がございます。日本における裁判所機能、役割から、憲法上、いわゆる高度に政治的な判断については踏み込まないという確定判例がございます。

枝野幸男

1996-05-24 第136回国会 衆議院 法務委員会 第10号

枝野委員 さらに、午前中の議論でもありましたが、仮に行政情報について同じような仕組みをつくった場合、高度に政治的な問題というふうなお話がありましたが、高度に政治上の問題には裁判所は踏み込まないのだ、いわゆる講学上は統治行為という理論がありますが、これは憲法上の理論として、最高裁苫米地訴訟判決という判決で、最高裁判決として、高度に政治的な判断については裁判所は踏み込まないという理論はございますね。

枝野幸男

1994-11-09 第131回国会 衆議院 法務委員会 第3号

現に、俗に言うところの苫米地裁判、これは衆議院解散をめぐって、無効であるという観点から提起された争訟でございます。もう一つは、安保条約にかかわる違憲訴訟がございまして、この違憲訴訟に関しましては、正確には日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定に伴う刑事特別法違反被告事件、こうなってございます。

志賀節

1992-03-03 第123回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

これまでに三年間をかけまして概念設計活動、コンセプチュアル・デザイン・アクティビティーズという三年間の段階を終わりまして、これにつきましても我が日本は、原研の有力な研究者でございました苫米地頭という方が中央の研究チームのリーダーとなりまして、全体を引っ張って立派な概念設計ができ上がったわけでございます。

石田寛人

1988-05-11 第112回国会 衆議院 外務委員会 第11号

我が国におきましても、先ほど御説明もあったことでございますが、那珂研で特別のチームをつくりまして、しかもその研究開発作業の全体の取りまとめをいたします運営委員会の議長は我が国から苫米地さんが就任しているわけでございますので、こういうことで積極的に取り組んでまいってこれをぜひ成功させたいと考えているわけでございます。

井田勝久

1988-05-10 第112回国会 参議院 外務委員会 第7号

その基地で今残っているもののリストを私はいただきたいと思いますが、そういう経過ですから、宮澤さんはその経過をこの中で「ヤンキイ・ゴオ・ホームという叫び声が起こっても仕方がない」ということもお書きになっていますし、それから、サンフランシスコ平和条約全権の一人だった民主党の最高委員長苫米地さんは、これは不平等条約だ、そういうふうにお書きになっているんです。それが日本基地のスタートなんです。  

吉岡吉典

1988-02-05 第112回国会 衆議院 予算委員会 第6号

そこで、あの苫米地訴訟に対して、裁判所は一審、二審を経て、最高裁判決においてあのように判断を下しておる。というのは、解散という行為は高度の政治性を持つ、すなわち統治に関する基本的な問題である、よって裁判所判断になじまないとか裁判権の及ばないところであるとして、これが合憲であるともあるいは違憲であるとも、判断も下すことなくしてこの訴訟を却下いたしております。  

春日一幸

1988-02-05 第112回国会 衆議院 予算委員会 第6号

それからその次、苫米地事件の問題、おっしゃるとおり司法裁判所の権限の外にありと解すべきである、これのことをおっしゃった。それからもう一つは、やはり春日先生から指摘されておりますのは、いわゆる法規委員会ができたというのも、そういうことがあったから昭和二十七年の法規委員会の勧告になっているのではないか、こういうことは私も流れとしてはわかっております。

竹下登

1987-03-04 第108回国会 衆議院 予算委員会 第4号

そこで、苫米地さんを全権団の中へ入れるか入れないかという大問題があって、安保条約については、これは全権団といえども留保しておけ、中身がわかって納得したらこれはいいけれども中身がわからぬうちは我々は、苫米地さん、全権として賛成すべきではない、判こを押すべきではないというのが当時の改進党の態度でありました。そして現地に行きましてからは、吉田さんは自分でサインをしておいでになった。

中曽根康弘

1986-04-16 第104回国会 衆議院 法務委員会 第7号

例えば、これは最高裁判所の大法廷の有名な事件でございますが、いわゆる苫米地訴訟、これが統治行為論の最も基本裁判例として引用されるものでございますが、昭和三十五年六月八日の判決がございます。これはいわゆる議員歳費請求という形で訴えが提起されました事件につきまして最高裁判所がいわゆる統治行為と言われる判断を示しているわけでございます。  

上谷清